訪問診療

往診について

往診とは、病状の急変や転倒等の突発的事態にて通院できない患者様に対して、患者様ご本人やご家族様からのご要請を受けて、医師がその都度「診療上必要がある」と判断した際に、緊急的にご自宅あるいはご施設にご訪問し、診療を行うことを言います。救急病院を受診するよりも、時間や体への負担が少ない点が特徴です。

往診は、日常的な治療を目的とした医療ではないため、あらかじめ計画して定期的に訪問するのではなく、不定期で突発的に生じる患者様の急変に臨時的にご対応する点が、訪問診療と大きく異なるポイントです。

患者様をご診察させて頂いた上で、適切な処置や投薬を行うとともに、高次医療機関への受診や精査が必要と判断した場合には、直ちに救急車の要請や紹介状の記載なども行います。

往診料にも健康保険は適応されますので、患者様のご年齢やご収入に応じて、ご負担額は異なります。ご負担額には、往診料以外に、治療で必要となった処方箋料や紹介状を記載した場合には、診療情報提供料などが加算されます。

往診の流れ

• 往診依頼；お電話で患者様の病状やご住所をお伝え下さい。
• トリアージ；「診療上必要がある」と判断される場合に、緊急的にご自宅あるいはご施設にご訪問可能なお時間をお伝え致します。
• 保険証などの情報提供；診療に必要な保険証などの情報をご提示下さい。また同時に当院ホームページお知らせ欄に掲載されている問診票をダウンロードして、記載したものを当院までFAXして下さい。
  （FAX：045-800-5506）
• 往診；院長がご自宅あるいはご施設に往診にお伺い致します。
• 診療；患者様をご診察させて頂いた上で、適切な処置や投薬を行わせて頂きます。
• お支払い；ご家族様が当院へお越し頂き、ご精算下さい。高次医療機関への受診や精査が必要と判断した場合には、紹介状もお渡し致します。

なお往診可能範囲は、原則として当院から直線距離で半径16km以内となります。